イベント情報

【終了・完売】野村萬斎 狂言の会 NEW

狂言

狂言の世界だけでなく、多方面で活躍する 野村萬斎 が大垣公演に初登場!

イベント日時

2023年7月13日(木)18:30~20:15
  • 施 設 : 大垣市スイトピアセンター
  • 会 場 : 文化ホール
  • 座 席 : 指定席
  • 開 場 : 18:00
  • 開 演 : 18:30
  • 主 催 : (公財)大垣市文化事業団(大垣市指定管理事業)

入場料・参加方法

一   般:6,000円(友の会5,400円)

高校生以下:3,000円 (友の会2,700円)


※未就学児の入場はご遠慮ください

※購入枚数制限4枚

無料託児あり

(定員あり/お申込みは0584-82-2310まで/6月9日締切)


チケットは完売しました。

車椅子席をご希望の方は文化事業団までお問い合わせください。



窓口発売日:友の会:5月5日(金)10:00~、一般:5月12日(金)10:00~
Web発売日:友の会:5月5日(金)10:00~、一般:5月12日(金)10:00~
入場券取扱所:

ホームページまたは下記窓口でご購入ください。

・大垣市スイトピアセンター(文化会館1階事務室)

 大垣市室本町5-51

・大垣市民会館(1階事務室)

 大垣市新田町1-2 

・チケットぴあ(Pコード518-483)


お問い合わせ先:(公財)大垣市文化事業団 事業課事業係
お問い合わせ先番号:0584-82-2310

演目とあらすじ


 解説  内藤  連


 

小舞 「景清」 

野村 萬斎     

 地謡  福田 成生、内藤 連、野村 裕基、金澤 桂舟


 

「萩大名(はぎだいみょう)」

大名   石田 幸雄

太郎冠者 岡  聡史

亭主   深田 博治

 後見  福田 成生


 近々都から帰国することになった田舎大名が、太郎冠者の案内で、とある庭園に萩の花見に出かける。風流者の亭主が、来客に必ず一首所望することを知っている太郎冠者は、「七重八重 九重とこそ思ひしに 十重咲きいづる 萩の花かな」という聞き覚えの歌を大名に教えておく。見事な庭を楽しんだ後、いよいよ歌を詠むことになるが、大名は…。

 秋の風情豊かな庭を舞台に、豪快な大名と繊細な和歌の世界のギャップが笑いを誘います。三人の軽妙なやりとりをごゆっくりお楽しみください。

 


「舟渡聟(ふなわたしむこ)」 

船頭・舅 野村 萬斎

聟    野村 裕基  

姑    内藤  連

 後見  金澤 桂舟


 京都から初めて妻の実家に挨拶に行く聟が大津松本から渡し舟に乗る。酒好きの船頭は、聟の持つ酒樽に目をつけ振舞うよう迫るが、断られると、舟を漕ぐのをやめたり、激しく揺らしたりして強引に無心する。聟は仕方なく酒を飲ませ、軽くなった酒樽を持って舅宅へ出向く。やがて外出していた舅が帰宅するが、舅は聟の顔を見てびっくり仰天。舅こそが先ほどの船頭だったのだ。舅は様を変え、顔を隠して対面するのだが…。

 舟に乗っている様子が棹一本で表現されるなど、狂言のマイムとしての面白さがあります。舅と聟の掛け合いの妙をお楽しみください。


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野村 萬斎(のむら まんさい)

1966年生。祖父・故六世野村万蔵及び父・野村万作に師事。重要無形文化財総合指定保持者。東京藝術大学音楽学部卒業。「狂言ござる乃座」主宰。国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及に貢献する一方、現代劇や映画・テレビドラマの主演、舞台『敦―山月記・名人伝―』『国盗人』『子午線の祀り』能狂言『鬼滅の刃』など古典の技法を駆使した作品の演出など幅広く活躍。各分野で非凡さを発揮し、狂言の認知度向上に大きく貢献。現代に生きる狂言師として、あらゆる活動を通し狂言の在り方を問うている。94年に文化庁芸術家在外研修制度により渡英。芸術祭新人賞・優秀賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞、毎日芸術賞千田是也賞、読売演劇大賞最優秀作品賞、2021年観世寿夫記念法政大学能楽賞、松尾芸能賞大賞を受賞した。著書に『萬斎でござる』『MANSAI◎解体新書』(朝日新聞出版)、『狂言サイボーグ』(日本経済新聞社/文春文庫)等がある。石川県立音楽堂邦楽監督。東京藝術大学客員教授。(公社)全国公立文化施設協会会長。

 

石田 幸雄(いしだ ゆきお)

1949年生。野村万作に師事。重要無形文化財総合指定保持者。すでに数多くの優れた舞台歴を持つ野村家の重鎮。大曲の『三番叟』『釣狐』『花子』をすでに初演。国内外で狂言・能公演に多数参加、普及に貢献している。主宰していた「雙ノ会」で芸術祭大賞、個人で観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。大胆かつ緻密な演技で、古典はもとより『国盗人』など新しい試みの舞台でも存在感を見せる。普及公演での的確な解説にも定評がある。

 

深田 博治(ふかた ひろはる)

1967年生。野村万作に師事。国立能楽堂・能楽三役第四期研修修了。重要無形文化財総合指定保持者。万作一門の研鑽会「狂言ざゞん座」同人。すでに『奈須与市語』『三番叟』『釣狐』『金岡』等を披き、「万作の会」の演者の一人として国内外の狂言・能公演に出演。朝日カルチャーセンターをはじめ、全国各地での狂言講座、ワークショップで講師を勤め、狂言の普及に力を注いでいる。出身地・大分で「狂言やっとな会」を主宰している。

 

岡 聡史(おか さとし)

1980年生。野村万作に師事。能楽協会会員。万作一門の研鑽会『狂言このあたり乃会』同人。文化学院卒業後、狂言の道を志し修業を続け、『奈須与市語』『三番叟』を披く。

 

内藤 連(ないとう れん)

1986年生。野村万作に師事。成城大学卒業。国立能楽堂・能楽三役第八期研修修了。能楽協会会員。万作一門の研鑽会『狂言このあたり乃会』同人。これまでに『奈須与市語』『三番叟』『釣狐』を披く。全国各地の狂言ワークショップで講師を勤めるほか、東京大学、お茶の水女子大学、成城大学の狂言サークル及び松尾塾伝統芸能を指導している。

 

野村 裕基(のむら ゆうき)

1999年生。野村萬斎の長男。祖父・野村万作及び父に師事。慶応義塾大学法学部卒業。能楽協会会員。3歳の時に『靱猿』で初舞台後、子方として国内外で多数の舞台に出演。修業を続け、『三番叟』『奈須与市語』、2022年10月に『釣狐』を披き、「万作の会」の若手狂言師の一人として舞台を勤めている。

 

福田 成生(ふくた しげお)

1962年生。野村万作に師事。早稲田大学在学中に狂言研究会に所属。


金澤 桂舟(かなざわ けいしゅう)

2003年生。野村萬斎に師事。8歳で入門後、『牛盗人』『業平餅』などの子方、『政頼』『首引』『茸』などに出演している。



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