WS作品展示
ワークショップで出来あがった作品の展示です。
イベント日時
【終了】2022年11月26日(土)~3月21日(火・祝)入場料・参加方法
観覧無料
【休館日】毎週火曜日、11月24日(木)、12月29日(木)~1月3日(火)、1月11日(水)、2月13日 (月)、2月24日(金)
※3月21日(火・祝)は開館
新型コロナウイルスの感染拡大予防の対策を行っております。
●発熱等、体調がすぐれない方の入場はご遠慮ください
●マスクの着用をお願いいたします
●間隔を空けてご観覧ください
皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。
ワークショップでは、青写真(日光写真)を使って、太陽や紫外線の光の影を使って、画をつくる体験をしました。体験した青写真の影の出方を参考に、しおりの版を作り、講師の竹中さんが版を持ち帰り、フィルムに焼き付けました。
作品の展示では、完成したオリジナルのしおりと版、ワークショップの様子を紹介します。
2023年2月4日(土)からは、 竹中美幸展 物語はつづく も開催します。
はじめに、講師より、映画用フィルムやフィルムに画があらわれる工程について学びました。実際に使われていた画と音が記録された映画用フィルムも見ました。70mmフィルムは、今ある映像メディアの中では最も高解像度で、デジタルの8K以上だということを教えていただきました。
ジアゾタイプとサイアノタイプの2種類の方法を使って、自分の手の影で現像する体験試しました。①ジアゾタイプは、太陽光をあて、アイロンの熱を使って現像すると、手の影の部分が青色に変化しました。②サイアノタイプは、青色の紙に太陽光をあて、水を使って現像すると、手の影の部分が白く抜けました。2種類の方法での影の出方の違いが分かりました。
自分の手で体験した方法で、各自持ってきたものや準備されたものを使って、自由に画をつくりました。今回のワークショップ作品となるしおりを考えながら、日光の光以外にも紫外線ランプも使用し、色々な影の出方を試しました。
しおりのサイズにあわせて、実際のできあがりをイメージしながら、しおりの版を作りました。サイアノタイプで体験した影の部分が白くなる様子を参考にしながら、1つの版を完成させました。タイトルをつけて希望する色を選びました。
参加者が作った版を講師が持ち帰り、暗室で光をあてて、35mmフィルムに焼き付けます。同じ版でも同じ光の当て方ができないため、現像を経て他にはないオリジナルのしおりが完成しました。