2014.10.18
▲五段箱ずし
▲具はななめに並べてます
▲上手くできました
毎年、好評をいただいております「箱ずし作り」が今年も
名古屋経済大学短期大学部教授 日比野光敏先生の指導のもと
輪中生活館で行われました。
日比野先生は、東南アジア食文化について詳しく研究されており、
この地域の伝統食とされる「箱ずし」を教えていただいております。
また、それにまつわるいろいろなお話を伺うことも出来ました。
昔は、秋祭りのごちそうとしてこの「箱ずし」が振る舞われたそうです。
箱を一つずつ押すのではなく、複数の箱を重ねて作りますが、お持ち帰り用として
各家庭に1箱ずつ配られる事もあったそうです。
見た目がとても華やかな箱ずしですが、切り分けた時にも均等になるよう
具の配置にもこだわっています。
重石を使わずくさびで締め付けるこの装置はこの地方独特のものです。
大切にしていきたい伝統文化です。