財団からのお知らせ

輪中巡検①

2014.06.04

▲曽根 決壊碑

▲切割

▲水防倉庫

6月2日(月)夏を感じるようなとてもよい天気のなか、

輪中地域の史跡を巡る「輪中巡検」が行われました。

 

花園名誉教授 伊藤安男先生はじめ、輪中研究会の方3名を

講師に迎え、現地の状況と資料を照らし合わせながら丁寧に

説明していただきました。

 

最初に訪ねたのは、曽根決壊碑、切割です。

 

切割は皆さんも目にした事があるかもしれません。

切割とは、堤防をかち割り作られたものです。

この切割には縦に2本線が入っています。

大雨などで大水になった時には、水が進入してこないよう

はめ板2本で仕切ります。

 

 

水防倉庫も皆さんの近くに見かけるとおもいます。

昔からのもので、今なお大切な役割をはたしています。

 

 

このように普段目にしていても気づかない先人の知恵が

いろいろ発見出来るかもしれません。

他にも釜笛水屋群、治水神社など8ヶ所巡りました。

 

 

次回10月6日にも同じコースがあります。

皆さんの参加をお待ちしております。