大垣市民会館では、大垣市(環境生活部クリーンセンター)より提供いただいた木枠コンポストを設置し、庭園管理で出る剪定枝や落ち葉・雑草などを堆肥化する取り組みを始めました。
日々の様子
令和5年
3月19日(日)
切り返しの際に、腐葉土にコーヒーかすを混ぜ込みました。
普段はゴミとして捨てられてしまうコーヒーかす(写真左茶色部分)も腐葉土と混ぜて分解・発酵させれば、土壌改良のための優秀な堆肥になるそうです。
コーヒーかすを発酵させずそのまま利用すると種子の発芽抑制効果が発揮されてしまい逆効果となるため、水分調整(週1回)をしつつ分解・発酵もかね寝かせ、腐葉土に馴染ませます。
作業中に発見した幼虫の動画。
3月14日(火)
コンポスト内(枯れ葉や落ち葉)が雨や水撒きにより、木枠一つ分のスペースができたため以前庭園管理で回収した枯れ葉や雑草を追加しました。
追加した枯れ葉や雑草は乾燥していたため、分解を進めやすくするための水分調整をしました。
2月14日(火)
前回の切り返しから時間をおき、今回で3度目の切り返しを行いました。
切り返しの際に枯れ葉や雑草の分解が順調に進んでいることが確認できました。
去年切り返しを行った際に発見した幼虫も枯れ葉や雑草の分解の速度を速めてくれているようです。
(写真:木枠コンポスト内底部 白く丸まって見えるのが幼虫)
1月13(金)
庭園管理(清掃)の際に、集めた枯れ葉や雑草を活用して、コンポストへ投入しました。
去年発見した幼虫たちが枯れ葉や雑草を食べて分解しやすいように、腐葉土部分との攪拌(混ぜ合わせ)を行いました。
令和4年
12月13(火)
木枠コンポスト内の経過の確認をすると、同時に、腐葉土の切り返しもかねて木枠を外すと底面から中央部分までが枯れ葉や雑草と分からないほどのふかふかな土ができていました。
切り返し作業中、去年は2.3匹程度しか見かけなかった虫の幼虫が今年はカナブンの
幼虫が12匹、コガネムシの幼虫が3匹ほど発見できた。
(右写真:市民会館周りはクスノキ(広葉樹)が多いことと、カナブンの成虫は樹液を舐めるためカナブンの幼虫と思われる)
3月31日(木)
市民会館敷地内の庭園管理(草刈り)で出た雑草を木枠コンポストに入れる。
来年度もアサガオ等の土作りができるように準備を進めます。
3月27日(日)
木枠コンポストで、作られた腐葉土を朝顔の土作りのため全体の半分程使用。
作業中にコンポスト全体の中間地点に手をいれてみると暖かさをしっかりと感じられるほどでした。(落ち葉が分解され発酵する際に熱を持つため)
動画
「幼虫発見!」
3/12(土)
コンポスト内の腐葉土状になっている層に2種類の幼虫を発見!
◎左写真がカナブンと思われる幼虫です。調べてみると土壌を改善してくれる益虫だそうで、2011年まで飼育以外での幼虫が発見されておらず、それまで野生の幼虫の生態は謎であったそうです。
✖右写真がコガネムシの幼虫と思われます。
幼虫の時は植物の根を、成虫は植物の葉を食べて枯らしてしまう害虫だそうです。
2022年
2/28(月)
コンポスト内落ち葉の分解も進んできたので、全体の空気入れ替えも兼ねた
移し替えをおこないました。
コンポストの木枠を外すと土と落ち葉の層が出来上がりました。
右の写真の様に一番下の層は、腐葉土として十分使えそうです。
10/3(日)
雑草や落ち葉を混ぜ合わせ、発酵分解を促進してくれる微生物が呼吸をしやすい環境作りをしました。
9/13(月)
雑草や落ち葉を踏み固めたら、木枠のギリギリまで入っていたのが半分くらいになりました。
9/12(日)
8月中旬からの雨で伸びていた草や芝を刈ったものや落ち葉などを投入し、コンポストの中も満杯になってきました。
8/7(土)
徐々に、コンポストの中に、謎の白キノコやコオロギが生息しているようです。小さな虫もいっぱいいそうです。
毎日
中に入れた落ち葉等が乾燥しないよう、日々中を湿らせた状態に保っています。会館で育てている朝顔と同様に朝夕に水やりを行っています。
7/13(火) <落ち葉投入>
用水路掃除後、乾燥させていた落ち葉を投入。まだ湿っていて、虫がいっぱい。良い堆肥ができそうです。
7/12(月) <木枠コンポスト設置>
ホール正面玄関の南に設置し、剪定枝等を入れました。
6/14(月) <剪定・剪定枝の細断>
木枠コンポストの設置に向けて、剪定した後の枝を小さく細断します。
これまでは、低木の剪定で出た枝は、かさを減らすため、枯らして処分していました。