感染対策のため、「合唱等を行う際の感染防止対策ガイドライン」を定めています。
ガイドラインの主な事項については、次の通りです。
詳細は、各施設にてご確認ください。
1 趣 旨
合唱等を行う際の感染防止対策ガイドライン(以下「本ガイドライン」という)については、次の活動における感染対策について定めるものであり、施設利用者は、練習・リハーサル・本番・撤収時などにおいて、本ガイドラインに基づき感染拡大防止に努めるものとする。
本ガイドラインは、今後の科学的根拠の蓄積や、流行状況の変化、業界別ガイドラインの更新などにより、随時更新するものとする。
本ガイドラインの利用を想定する活動の例
⑴ 声を出すことにより飛沫するもの
・合唱 ・カラオケ ・演劇 ・ミュージカル ・詩吟
・吟舞 ・ゴスペル ・民謡 ・謡曲 ・懐メロ
⑵ 楽器に口をつけて音を出すために飛沫するもの
・吹奏楽 ・ハーモニカ ・オカリナ ・尺八
2 国・県・市の考え方
歌唱や演奏、演劇等のステージイベントは、密閉空間で大声をあげたり、多くの観客が集まって密集する恐れがあるため、徹底した感染防止対策が求められる。
3 参加者の同意
新型コロナウイルスでは、基礎疾患のある方や、高齢者が感染した場合に重症化する例が多数報告されている。また、合唱活動においてクラスターが発生していることから、多方面より様々な意見があるため、各団体において、団員の意思確認や感染対策の協力についての確認を行った上での利用をお願いするもの。
4 感染対策
⑴ 実施体制
- 利用団体は、代表者を「利用責任者」とし選任する。
- 利用責任者は、別紙「チェックシート」に基づき、感染症防止対策が行われているか、確認を行う。
- 利用責任者は、チェックシートを施設に提出するとともに、出演者・来場者の氏名を可能な限り把握する。
- 利用責任者は、個人情報保護の観点から、名簿等の保管には十分な対策を行い、利用後4週間経過後に、利用者の責任において廃棄処理をする。
- 利用責任者は、地域における感染状況等を考慮して活動の可否を判断する。
- 利用責任者は、出演者が「帰国者・接触者外来」を受診する場合、関係者に報告する。
- 利用団体は、演目に関係する各団体のガイドラインを確認し、遵守する。
- 利用団体は、楽屋・舞台袖などでの3密回避に努める。
- 利用団体は、出演者及び関係者に感染者が発生した場合、濃厚接触者全員の陰性が確認されるまでは、関係する事業の一部または全部を自粛する。
- 利用団体は、感染が疑われる者が出た場合、保健所等の公的機関による聞き取りに協力し、必要な情報提供を行う。
⑵ 密集対策
- 出演者同士の間隔を確保する。(※できるだけ2m、最低1m(県基準))※2021.3.22改定
- 来場制限の対応を確認する。(施設が設定する来場者数の制限を遵守できるよう、公演ホールの変更や、整理券の配布枚数を検討する。)
- 来場者に対し、チラシ、館内放送などでトイレや、ロビーなどで密集しないよう周知する。
- 入退場の十分な時間を確保し、密集しないよう誘導・アナウンスを行う。
⑶ 密閉対策
- 頻繁な換気(30分に1回5分以上。休憩時間に、複数の窓開けによる通気を励行する。)
- トイレなどでの混雑を避けるため、十分な休憩時間を確保する。
- 公演時間をできるだけ短くする。
⑷ 密接対策
- 出演者のマスク着用(楽器演奏時以外は、原則着用)
- 来場者のマスク着用(励行徹底)
- 楽譜やマイク、備品等の使い回しを禁止し、適宜消毒を実施する。
- 管楽器は個人管理を徹底し、他人が触れないようにする。
- 観客が声をあげたり、接触するような演出の禁止。
- ステージ出演者への声援や歌唱の禁止。
- ステージ出演者の入待ち、出待ちの禁止。
- 楽屋での面会等の禁止。
- 対面場面の遮断措置(人と人が対面する場合は、アクリル板、透明ビニールカーテン等、パーテーションで遮蔽する。(※受付パーテーションの貸出可))
- 活動後は、おしゃべりなどで残らず、速やかに解散する。
⑸ 衛生対策
1.入口等での手指消毒など
・入口及び施設内に、手指消毒設備を設置(※原則、利用者にて用意する。)
・出演者及び来場者の手指消毒の徹底(張り紙や館内放送などで周知)
・トイレ等での共用のタオル、ハンドドライヤーの使用禁止
2.徹底した清掃・消毒(※利用団体・施設双方で実施)
・十分な清掃を行うとともに、多数の人が頻繁に触れる場所については
特に清掃、消毒を徹底
(消毒用アルコール製剤、次亜塩素酸ナトリウムも有効)
※消毒の重点対象:多数の人が触れる箇所
テーブル、イスの背もたれ、ドアノブ、電気のスイッチ、電話、ロッカー、
貸し出し用備品、キーボード、タブレット、タッチパネル、
蛇口、手すり、エレベーターのボタンなど
3.控室や楽屋で飲食をとる際は、十分な距離を保つこと。
必要 に応じて透明ビニールカーテン等の設置対策を徹底する。
※2021.3.22改定
4.来場時の検温を実施する。(※非接触型検温器の貸出可)
5.来場者に、体調不良時の来場を自粛していただくこと、途中で体調が悪くなった
場合はすぐに職員に申し出ること等を徹底して周知する。
6.チケット受け渡しやプログラム配布などについて、手渡しをしない方法で行う。
7.出演者への花束や贈り物を持参されないよう周知し、持参された場合も、
原則、受け取らない。
8.次の場合には、来場、出演及び活動はできないものとする。
・発熱があり検温の結果、37.5℃以上の発熱がある場合
・咳、咽頭痛などの症状がある場合
・新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある場合
・過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国
・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある場合
・その他、感染拡大の危険があると認められる場合
9.県外から来場が見込まれる場合、対象地域の感染状況に応じた対応をする。
5 施設の利用制限の状況(R2.10.1改定)
※適宜見直しを行うため、事前に施設で確認してください。
本ガイドラインの利用を想定する活動については、ホール客席の前列利用制限あり。
〈本ガイドラインの想定する活動における利用制限〉
- 学習館・音楽堂:124人(車椅子・介助各1)[定員288人 ]
- 文化会館・文化ホール:277人(車椅子・介助各1)[定員589人]
- 市民会館・ホール:669人 [定員1,394人]
感染防止チェックシート(合唱・ステージ用)【PDF:125.8 KB 】
施設利用者一覧表【PDF:28.9 KB 】