2016.05.18
▲虫賀六符展ポスター
▲虫賀六符展リーフ(裏)
▲金魚(赤三匹)
『虫賀六符展』
所蔵品展『虫賀六符展』
虫賀六符は、羽島市出身で、医師として活躍。中国の旅順在職中、医業に専念する傍ら、画道にも精進し、独特な画風で多数の作品を残しています。
本展は、郷土館が所蔵する虫賀六符の作品30点を紹介し、郷土の先賢の美術品に対する関心を高めていただくことを願っています。
【会 場】 大垣市郷土館 1階 郷土美術室
【会 期】 5月28日(土)~7月3日(日)
【開館時間】 9:00~17:00(入館 16:30まで)
【休館日】 毎週火曜日
【入館料】 一般100円、高校生以下無料
◆虫賀六符(むしがろっぷ) (1892~1984)
羽島市正木村に生まれ、本名は虫賀新(しん)と言います。
愛知医学専門学校(現 名古屋大学)を卒業し、医師として県立愛知病院に勤務しました。その後、中国に渡り奉天病院、撫順満鉄病院、旅順出順所などに勤務。
帰国後、羽島市の自宅で開業しました。まもなく笠松にある松波病院に勤務しましたが、辞職後は自宅で再度開業。80歳で診療をやめるまで、地域医療に貢献しました。
中国の旅順在職中、中国の画家「半丁陳年」に師事。医業に専念する傍ら画道に精進し、「一峯」「四医六濃人」「六符」の雅号を使い、独特な画風とユニークな感覚で多くの人々から親しまれ、92歳で亡くなるまで画筆をはなすことなく、多数の作品を残しました。
中国画に独特な画風を加えた金魚、雀などを描いた作品をお楽しみください。